Physical Therapy Department理学療法学科[昼間コース]

3年
課程
定員
80名
理学療法士国家試験受験資格
専門士(医療専門課程)
人の動きを分析し、
日常の基本動作を改善に導く
専門職を目指す。

理学療法士とは、医師や看護師と共にリハビリテーション医療を進める「動作の専門家」です。病気やケガなどにより運動や動作が不自由になった方に対し、「寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩く」といった日常生活を過ごすための基本となる身体機能の回復を目指します。理学療法士は国家資格であり、資格を持った人でなければ名乗ることはできません。主に病院、クリニック、介護保険関連施設等で働きますが、中には専門性を活かし、プロのスポーツチームに所属している理学療法士もいます。

教務部長メッセージ

超高齢化社会を迎えた我が国では国民の1/3が65歳以上の高齢者人口になります。今後益々、理学療法士に求められる役割は大きくなり、医療分野だけでなく介護・予防分野での活躍も期待されています。
本校、理学療法学科では、人に対する優しさや思いやりを持ち、専門的技術・知識、社会性を身につけ臨床の現場で必要とされる人材の育成を目指します。「人の役に立ちたい。誇りを持って仕事をしたい」という皆さまを教職員一同心よりお待ちしています。

STUDENT
VOICE

勉強に集中できる環境で
理学療法士という夢に近づく
2年
福岡県立八幡南高等学校 出身
高校時代に部活動で怪我をしてしまった時、理学療法士さんにお世話になったことで、この道に進みたいと思うようになりました。本学院は先生と生徒の距離が近く、気軽に相談や質問ができます。おかげで、勉強に対する苦手意識を払拭できました。テストでも目標点数を設定して勉強することで、良い成績を維持できるよう努めています。これからも学びを深めて、患者さんに寄り添い、身体と精神の両方を支えられる理学療法士を目指したいです。

Qどんな人が、この学科に向いていますか?

  • TYPE 01

    体のしくみに
    興味がある人
    筋肉や骨の構造はもちろん、脳や内臓にまでその知識は及びます。それを知ることでどのように運動が行われるのかを理解することができます。
  • TYPE 02

    正義感の
    ある人
    患者さんの身体の痛みや動きにくさを改善したい、1日も早く日常生活に戻れるようにサポートしたいと思う気持ちが、学びの第一歩となります。
  • TYPE 03

    観察するのが
    好きな人
    授業では、タブレットを用いたり実際に動作を見ながら、人の動作を見る目や分析する力を養っていきます。動きの特徴をつかんで治療アプローチにつなげていきます。

Q将来、どのようなフィールドで活躍できますか?

主な活躍フィールド
  • 医療

    総合病院/大学病院/リハビリテーション病院/小児病院/診療所/発達支援センター など

  • 福祉・介護関係

    訪問看護ステーション/デイケアセンター/身体障害者等の支援・療護施設/老人福祉センター/特別養護老人ホーム/社会福祉協議会/各種NPO法人/介護老人保健施設/デイサービスセンター など

  • 保健

    保健所/健康増進センター/地方自治体 など

  • スポーツ

    スポーツクリニック/スポーツ施設/アスレチック施設/プロ・アマスポーツチーム/スポーツ医学研究所/スポーツ選手との個人契約 など

  • 教育

    大学・短期大学/専修学校/研究機関/特別支援学校研究施設 など

  • 企業

    医療機器メーカー/福祉機器関連企業/スポーツメーカー など

2022年就職実績
  • 新小文字病院
  • 行橋中央病院
  • 社会保険直方病院
  • 社会保険田川病院
  • 小波瀬病院
  • 千鳥橋病院
  • 浅木病院
  • 西野病院
  • 聖ヨハネ病院
  • 社会医療法人 共愛会
  • 前川整形外科医院
  • 萩原クリニック
  • 宮崎リハビリテーション医院
  • みやざき整形外科
  • みらいのいぶき
  • 中島整形
  • しもそね整形外科・骨粗しょう症クリニック
  • (株)MAHALO
  • melyのおうち・ひろば
  • 特別養護老人ホーム ソレイユ浅野
  • ソレイユグループ
  • 特別養護老人ホ-ム 杜の家
  • 今光ホームケアクリニック
  • まつばら整形外科
  • 介護老人保健施設 ふる里
  • (株)らそうむ
  • 人吉リハビリテーション病院
  • 桂林病院
  • しん整形外科リハビリテーション&スポーツクリニック
  • 川嶌整形外科病院
  • 中津脳神経外科
  • 下関リハビリテーション病院
  • 岩﨑整形外科
  • 原宿リハビリテーション病院
  • 東京品川病院
  • 医療法人社団 福寿会
  • 蒲田リハビリテーション病院
  • 赤羽リハビリテーション病院
  • 江東リハビリテーション病院
  • みどり野リハビリテーション病院
  • 所沢明生病院
  • 明生リハビリテーション病院
  • 狭山中央病院
  • 新久喜総合病院
  • 千葉みなとリハビリテーション病院
  • 松戸リハビリテーション病院
  • 新上三川病院
  • 宇都宮リハビリテーション病院
  • 第2宇都宮リハビリテーション病院
  • 青山メディカルグループ
  • シミズ病院グループ
  • 2022年
    就職率

    100%
  • 第57回
    理学療法士国家試験合格率

    91.0%

    (全国平均79.6%)

昼間コースは3年、夜間コースは
4年で理学療法士(国家試験)の受験資格を取得できます。
高齢化社会が進むにつれて、高齢者の在宅での生活と療法を適切に支援する「理学療法士」の重要性はますます高まっています。 本校では昼間コース3年制・夜間コース4年制を設定しており、プロとして通用する専門知識と技術、心構えを修得できます。卒業時には理学療法士(国家資格)の受験資格を取得できます。

Q3年間で、どのように成長できますか?

1年目

1年目

社会人・医療人としての基本習得
一般教養的な内容と解剖学・生理学・運動学などの専門基礎科目を学びながら、医療に携わる上で大切な社会人としての心構えを身につけます。
2年目

2年目

専門的知識の習得
臨床医学、運動療法、物理療法、各疾患に対する理学療法など専門知識・技術を学びます。
3年目

3年目

臨床実習+国家試験対策
臨床実習や国家試験に向けた学習で知識と技術の統合を図ります。臨床実習は本学院がフルサポートします。

Q学科の学びには、どのようなものがありますか?

運動器疾患の理学療法学
運動器疾患の理学療法学
スポーツや転倒により筋肉の損傷、骨折した患者さんへの理学療法について評価方法や効果的な治療内容を学びます。実際に体を動かして体験学習も行います。
装具学
装具学
ケガや手術をした後の早期復帰や失った機能を代償するため、装具を使用することがあります。装具の微調整や装着練習、装着しての動作練習などを行います。
物理療法学
物理療法学
温冷、電気、牽引などにより痛みの緩和、筋再教育が起こるメカニズム、治療について学びます。当学院では臨床場面に即した治療機器を多数備え、実技練習を実施します。
中枢神経疾患の理学療法学
中枢神経疾患の理学療法学
理学療法の対象として最も多いのが脳障害による後遺症です。解剖はタブレットを用いて立体的にイメージし、脳のメカニズムや治療などを学び、専門性を高めます。
カリキュラム
4分野、27の項目を3年間で段階的に学びます。
定期テスト以外にも小テストを頻繁に行うことで、弱点分野の発見と知識の定着を行います。
  • 1年次:社会人・医療人としての基本習得

    一般教養的な内容と解剖学・生理学・運動学などの専門基礎科目を学びながら、医療に携わる上で大切な社会人としての心構えを身につけます。
  • 2年次:専門的知識の習得

    臨床医学、運動療法、物理療法、各疾患に対する理学療法など専門知識・技術を学びます。
  • 3年次:臨床実習+国家試験対策

    臨床実習や国家試験に向けた学習で知識と技術の統合を図ります。臨床実習は学院がフルサポートします。
臨地実習・施設紹介
臨床実習
病院が基盤だから、実習施設も充実。生きた実習環境を提供してくれる6つの協力施設。
1・2年生から関連病院・施設、また地域の一般病院・クリニック等の協力を得て生きた理学療法の場面を体験。3年生の臨床実習は最新設備の揃った関連病院の全面的なバックアップで充実した実習が可能です。
施設・設備
充実した設備や環境の中で、最先端の専門知識・技術を学べます。
最新の設備・機器が整った実習室で、理学療法評価学・治療学の生きた知識と技術を習得できます。充実した設備と環境の中で、確かなリハビリテーションの本質を学び、生きた知識と技術を習得してください。

dialogue教員×学科学生対談

教員×学科学生対談

READ
  • 専任教員

    理学療法学科専任教員

  • 学生

    理学療法学科 2年学生

  • 学生

    理学療法学科 2年学生

身体的にも精神的にも治療できる
作業療法士を目指すのに十分な
設備と先生方のサポートを感じています。

教員:

小倉リハビリテーション学院を選んだ理由を教えてください。

学生:

他の養成校にはない、関連病院の多さが決め手です。学校と病院の連携がしっかりしているので、安心して実習に臨むことができそうだと思いました。あとは、就職率の高さも魅力的でしたね。

学生:

私はオープンキャンパスで先生や先輩が優しく、あたたかい学校だと感じたからです。入学してからもそのイメージは変わらず、皆さん快く質問や相談に応じてくださいます。

教員:

やはり、安心して学習や就活に打ち込める環境は、学生さんにとって最も重要ですよね。ところで、2人はどうして理学療法士ではなく、作業療法士を目指そうと思ったのですか?

学生:

リハビリを通して、患者さんと深く関わりたかったからです。作業療法士には身体だけでなく、精神までサポートする役目があります。その中でも、認知度が向上しつつある発達障害をはじめ、目に見えない困難を抱える患者さんの支えになりたいという思いがありました。

学生:

私も、患者さんを精神面でもサポートしたくて作業療法士を選びました。オープンキャンパスで仕事内容を教えていただき、患者さんと二人三脚で治療に取り組めそうだと感じたのも理由の一つです。

教員:

患者さんの心身を支え、日常生活を送るための助けとなる。確かに、この点は理学療法士との大きな違いと言えますね。

学生:

あとは、患者さんの意を汲んだリハビリができるところでしょうか。例えば、患者さんのやる気を引き出すために、ご本人の趣味を取り入れたリハビリを施すとか。患者さんに寄り添うためにも、私はADL室や木工・金工・陶芸室、織物手工芸絵画室などの学内設備を活用しています。リハビリを受ける立場を、まずは自ら体験することが重要だと思って。

学生:

車椅子をはじめとする備品も充実していますし、細かい点まで行き届いた学習環境はありがたいですよね。知識や技術にとどまらず、患者さんの目線も学ぶことができました。

教員:

実践的なスキルのほか、医療人としての人間性も養えるよう指導しています。作業療法士として多くの方を支えられるよう、本学院で様々な学びを吸収してくださいね!

Message from graduates

社会とともに活躍する卒業生